ミッシェル・ブラン Michel Belin

世界的に有名なショコラティエ、ミッシェル・ブラン。中世の町並みが今も残るショコラ街道の拠点、南フランスの「アルビ」にアトリエを構えています。

Atelier of Albi アルビのアトリエ

伝統を受け継ぎ、新しいお菓子を生み出す。

ミッシェル・ブランは、フランスの南西部、中世の雰囲気が色濃く残るのどかな街「アルビ」にアトリエを構えています。 フランスのショコラが培われてきたこの土地で、長い歴史と伝統を受け継ぎ、さらに新しいお菓子を生み出してきました。 天気や気温、湿度の繊細な変化を感じ取り、ひとつひとつを慈しみながら仕上げたミッシェル・ブランのお菓子は、フランス菓子の真髄を伝え、世界的にも高い評価を得ています。

「アルビの佇まいは歴史の重さを感じさせてくれます。 職人というものは、人から人の技の中に歴史を伝えていく職業だと感じていますが、歴史によって輝きを放ち続けるこの街の風景は、職人である私にインスピレーションを与えてくれます。」
ミッシェル・ブラン

  • アルビの街の象徴は、タルン川に掛るヴィユー橋。1050年に建造されたヨーロッパに現存する最古の橋の一つ。(写真上)
  • アルビはロートレックが生まれ育った町としても知られています。現在ロートレック美術館となっている、13世紀に司教の住居として建てられたベルビ宮殿(写真左下)。
  • 完成するまでに2世紀も要したゴシック様式の傑作、セント・セシル大聖堂(写真右下)

Craftsman 手仕事が生み出すお菓子の芸術品

アルチザン(職人・芸術家)であることへのこだわり。

アルチザンは職人であると同時に、味の芸術家・アーティストです。 ミッシェル・ブランは、現在主流となっている機械による大量生産を一切行わず、頑なに手作りのクオリティを守り続けてきました。 アーモンドやフルーツリキュール等の食材は、伝統的にショコラティエが手作りしてきたように、彼も半製品化された食材を安易に仕入れず、高度な職人技術でお菓子作りを行っています。 ミッシェル・ブランの手仕事によるショコラは、その滑らかさ、繊細さで、フランスでは、「世界で最も美味しいショコラ」と評されています。

「良い素材を求め、真心のこもった美しさを出そうとすれば、いい加減な素材ではいけません。大量生産でも無理でしょう。 やはり手作りで一つひとつ手間を掛けてこそ、質の良さと見た目の美しさを追求できるのだ、という信念を貫いています。」
ミッシェル・ブラン

Patisserie ミッシェル・ブラン本店

地元で愛されるパティスリー ミッシェル・ブラン本店

ミッシェル・ブランの本店があるのは、街の中心に位置する公園の傍。 レンガのオレンジ色とチョコレートカラーを取り入れたシックな店内には、ショコラを中心にマカロンやケーキ類などが所狭しと並んでいます。 計り売りのショコラやラッピングに工夫を凝らしたギフトもあり、お店を切り盛りするマダム・レジーナの温かなもてなしで、地元の人から愛されています。

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